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配信日 2008/5/16
タイトル 〜創業するならSAITAMAGAZINE〜vol.69
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  《2008.5.16》                                
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 ■■■ 埼玉県創業・ベンチャー支援センター      ■■
 ■■ 〜創業するならSAITAMAGAZIN〜vol.69   ■■■
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    << http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp >>          

  連休明け、肌寒い日が続きましたが、ようやくさわやかな季節が
 もどってまいりました。皆さんいかがお過ごしですか。さて、当セ
 ンターも入居している新都心ビジネス交流プラザは、開設1周年を
 迎えました。これを契機に1周年記念講演会を開催します。残席に若
 干余裕があります。参加ご希望の方は早めにお申し込みください。

 第3回「論語と算盤塾」新都心ビジネス交流プラザ開設1周年記念講演会
 ○日時 平成20年5月23日(金)13:30〜15:00
 ○場所 新都心ビジネス交流プラザ 4階会議室
 ○講師 (社)関東ニュービジネス協議会会長
      池田 弘 氏
 ○演題 起業家が生まれなければ、地域は発展しない!
     〜シブサワスピリットの実践者が地域で進める起業家支援の取組〜
 http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/hp/service/seminar02.php?event=29&y=2008&m=5


 ╋・‥…━━━━★ 今 号 の 目  次 ★━━━━…‥・╋
        1.創業者に聞く〜創業奮闘記〜
        2.創業・経営お役立ち講座
        3.注目情報&おすすめセミナー
        4.編集後記
 ╋・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・‥・╋ 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃  1.創業者に聞く〜創業奮闘記〜                    ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  株式会社森のみち 代表取締役 大森 淳子さん
                        (さいたま市)  

  本県は全国で最も早いスピードで高齢化が進むことが予想されて
 います。そのため、介護を必要とする人も急激に増加すると見込ま
 れており、増加し続ける高齢者の福祉を支える体制の整備が大きな
 課題となっています。このような中、今号では、「高齢者に尊厳の
 ある暮らしを送ってほしい」という思いで介護事業を立ち上げた
 (株)森のみち 代表取締役 大森 淳子 様にお話を伺いました。
  大森さんは、平成19年度いちおし「起」業プラン大賞特別賞を
 受賞しました。

 Q この事業を立ち上げた経緯を教えてください。
 A 私は以前、看護師として勤務していました。その当時、病院で
  亡くなる患者さんを数多くみてきました。残念な思いと悔しい気
  持ちとともに、何よりも患者さんのつらい状況を目の当たりにし、
  何とか自宅で看取ってあげることはできないものかとの思いが募
  っていました。
   ちょうどその頃、介護保険制度が始まりました。「最後は自宅
  で生活して自宅で亡くなることを多くの人が望んでいるのでは」
  との思いから、介護の世界にチャレンジすることを決意しました。
  まず、ケアマネージャーの資格取得を目指し勉強しました。資格
  取得後は、ケアマネージャーや特定施設の施設長となり、いろい
  ろな経験をさせていただきました。現場経験で自信がつくととも
  に、信頼できるパートナーにも出会いました。そこで、自分の理
  想とする介護サービスを提供しようと、平成18年8月に
  「株式会社森のみち」を設立し、10月1日に事業認可を受け事
  業を開始しました。

 Q 事業の現状を教えてください。
 A 当社の理念は、「高齢者の尊厳を守る」ということです。技術
  は未熟でも、真心を持ち、一生懸命に対応することを大切にして
  います。名前の呼び方一つとっても普通に○○さんとお呼びしま
  す。普通にそして誠実に接することを職員全員が心掛けています。
  訪問介護は利用者が月25人確保できるようになりました。1年
  弱で黒字化できましたが、それは開所当初からケアプラン作成の
  依頼が順調に来たこと、それにより訪問介護の利用者が確保でき
  たことが主な理由だと思います。地域のケアマネージャーとコミュ
  ニケーションを頻繁にとることで、ケアマネージャーから利用者
  を紹介されるケースも増えてきました。

 Q 現在の課題はなんですか。
 A ケアプランを作る際に心掛けているのは、利用者を引きこもり
  にさせないということです。昨今、プランにデイサービスを入れ
  ることが多くなりましたが、デイサービスもいろいろあってイメ
  ージに近いデイサービスがあまりありませんでした。そこで、自
  分の思いに近いデイサービスを作りたいと行動を開始しました。
  県の制度融資を活用するため、創業・ベンチャー支援センターに
  相談にも行きました。デイサービス事業を軌道に乗せて、当社の
  事業の柱に育てることが一番の課題です。

 Q 今後、どのような事業展開をお考えですか。
 A 平成20年1月15日からデイサービス事業を開始しました。
  優秀なスタッフも確保することができました。施設は一軒家です。
  デイサービスの利用目的の一つは、普段の生活をできるだけ継続
  できるように援助していく事だと考えています。全てバリアフリ
  ーにするのではなく、補助すれば克服できる段差をあえて設けて
  います。能力の低下予防と維持のために、ここでの生活をしてい
  く事がリハビリと考えています。小規模でも温かみのあるデイサ
  ービスになるようにがんばって、利用者数を増やしていければと
  思います。また、医療ニーズにも応えられるよう「訪問看護ステ
  ーション」の開設も構想中です。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃       2.創業・経営お役立ち講座                  ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  当センターの相談内容で最も多いのが、資金調達に関するもので
 す。そこで、今号から3回シリーズで、金融機関OBのアドバイザー
 が「資金調達に関する課題への対処」について、実際の経験を踏ま
 えてお話します。
              *
  創業を目指す方にとって、資金調達は大きな課題です。十分な経
 験と業務知識をお持ちの方でも、お金に関することは苦手と思われ
 ている方も多いようです。そこで、これから資金調達に関する課題
 への対処について重点的にお話させていただきたいと思います。今
 回は「資金計画」について、次回は「収支計画」と「資金繰り表」
 について、最後に「借入れ」についてです。
              *
  資金調達といっても、まず基礎となるのは事業計画です。事業コ
 ンセプト、競争力の強化、他者との差別化、開業規模、売上の確保
 など、事業計画を具体化させることが重要です。具体的な事業計画
 を作成しましょう。事業計画ができたら、これを踏まえ資金計画、
 収支計画、資金繰り表を作成することとなります。ここでは、事業
 として採算が取れるのかどうか、十分に検討する必要があります。
              *
  では的確な資金計画を立てるにはどうしたらよいのでしょうか。
 私が日ごろ考えているポイントをお伝えします。
 
 ○小さく生んで大きく育てましょう。
  まずは堅実に必要最小の事業規模で始めましょう。その後、実績
 に応じて徐々に大きくすることをお勧めします。大規模に事業を始
 め、思うような実績が上がらないと、ダメージも大きくなります。
 
 ○自己資金は充分に、借入金は少なく。
  借入に頼って事業を始める方が見受けられますが、借入金が多く
 なると、当然、返済額及び利息は大きくなってしまいます。借入金
 は極力少なくし、安定した経営を目指しましょう。

 ○生活費等は自己資金に含めない。
  開業当初は事業が不安定です。手持ち資金の全部を事業に注ぎ込
 まないよう、余力をもって事業を始めましょう。

 ○金融機関以外からの借入は計画的に。
  親戚や友人から資金を調達することもあると思います。このよう
 な借入については、開業時から計画的に返済していきましょう。な
 お、開業に当たって金利の高い借入は負担が大きいので、低利の公
 的融資等の活用をお勧めします。

 ○開業時の借入れには限界があります。
  新規開業者の資金調達は、既存事業者に比べ難しいのが現状です。
 金融機関は、既存事業者に対しては事業実績を判断材料としますが、
 新規開業者に対しては、今後の事業がどうなるか、予測に基づき判
 断する以外ないからです。

 ○運転資金は余裕をみましょう。
  運転資金は、設備資金に比べ流動的な性格を帯びています。開業
 後に運転資金が不足しないよう、余裕をみて確保しましょう。

 ○売上高の予測を正確に。
  月々の売上高は経費等の支払に充当されます。つまり、売上が増
 えれば、調達する運転資金は少なくてすみ、逆の場合は多く必要と
 なります。今後の売上高の正確な予測が、運転資金額算定の重要ポ
 イントとなります。

 ○短期資金の長期資金への流用は避けましょう。
  設備資金は、一般に金額が大きく、資産としての効果が長期に及
 びます。したがって、その返済は、長期借入資金で賄うべきもので
 す。にもかかわらず、短期借入の運転資金を流用しているケースが
 見受けられます。短期借入資金で賄おうとすると、返済計画に無理
 が生じ、資金繰りが悪化する要因となりかねません。

 ○設備や什器の導入には、リース品や中古品の効果的活用を。
  リース品は、所有権はありませんが自由に使用することができま
 す。その意味で借入と同じ効果を発揮します。なお、リース料は損
 金として経費に計上することができます。また、中古品を購入して、
 投資額を抑えるという方法もあります。

 ○在庫は最小限に。
  開業当初、在庫は極力少なくしましょう。在庫は資金を寝かせて
 いることになり、資金面を圧迫する要因となります。
              *
  次回は、収支計画及び資金繰り表についてお話します。また、当
 センターでは、来月17日に今回のテーマを実践形式で学ぶ「事業
 資金計画実践セミナー」を開催します。アドバイザーが計画作成の
 お手伝いをします。是非、ご参加ください。↓
 http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/hp/service/seminar02.php?event=59&y=2008&m=6>

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃      3.注目情報&おすすめセミナー                ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  6月も多彩なセミナーを開催します!ぜひご参加ください。

 □セミナー
 【起業準備セミナー】
  ○6/14 実践!会社設立・起業セミナー
  ○6/14・15 「わたしも創業できるかも?」ビジネスプラン体験セミナー
 【起業・経営フォローアップセミナー】
  ○6/21・28 ホームページ制作入門セミナー
 【ベンチャー・企業経営者セミナー】
  ○6/20・7/18・8/8 経営力レベルアップセミナー(3回シリーズ)
           「株式上場に向けた社内体制の整備」
 【相談者限定セミナー】
  ○6/11・18・25 会計・税務全般に関する基礎知識セミナー!
         〜帳簿のつけ方・消費税・決算処理まで会計税務の全般を学びます(3日間)〜
  ○6/17 事業資金計画実践セミナー 〜アドバイザーが作成をお手伝いします〜
 【ドリームゲート・埼玉セミナー】
○6/7 『カネなしコネなし』からの起業セミナー
      アイデア創出と市場調査のノウハウすべて教えます!
  ○6/21 市場が拡大するエンディングビジネスへの新規参入の方法
  ○6/28 事業計画作成セミナーその2
     「起業の基本 事業計画作成と開業資金・資金調達まで」〜パーフェクト版〜
  http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/hp/service/seminar01.php?y=2008&m=5&p=1

 【起業家養成セミナー】(主催:(独)雇用・能力開発機構)
  ○6/7・14 起業家のための経営成功のポイント
  ○6/7・14 どんどん生まれる事業アイデアの発想法
  http://e-support.ehdo.go.jp/pseminar/sem_list.php?k=0&search_free_txt=&search_genre=&search_months_y=2008
&search_months_m=4&search_monthe_y=2008&search_monthe_m=9&search_osusume=
  
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 ┃          4.編集後記                         ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  原油価格の高騰や原材料価格の上昇など、中小企業を取り巻く環
 境はこのところ一層厳しくなってきています。このような中、当セ
 ンターでは、創業を目指す方やベンチャー企業に対するきめ細やか
 な支援を行い、地域経済の活性化に努めてまいりますので、よろし
 くお願いいたします。

 ╋・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・╋

  このメールは、メールマガジンお申込みの方、センターにご相
 談いただいた方にお送りしております。次回は、6月20日にお
 送りします。
 
 ●アンケートを御用意しました。感想や要望などもどしどしお寄せください。↓
https://shinsei.pref.saitama.lg.jp/SKS/SKS/SKSApply.jsp?FormID=1234578210&Type=Temp

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